農業が生んだ宮内伊予柑が育つ松山市
松山市は典型的な瀬戸内海式気候で、年中温暖なうえ台風に被害も少なく農業を行うのには、最適な環境です。
夏の季節風は四国山地に、冬の季節風は中国山地によって各々遮られるため、年間を通じて天気や湿度が安定しており、降水月が5~7月と9月の二峰性で且つ降水日数が梅雨を除いて少ないのが特徴で、風向によって降水日数に増減がある太平洋側気候・日本海側気候の地域と事情が異なる。
夏に雨が少ない時には、旱害が起こる事もあり、その対策として、農地に隣接した土地にため池を作ることが古くから行われた。
松山市の果樹農業のうち、伊予柑栽培面積は2607haとなっており、全国で最も多い伊予柑栽培面積を誇るとともに、温州みかん912haともあわせ、全国でも有数の柑橘産地です。
しかし、近年、温州みかん、伊予柑は、生産過剰が指摘されるとともに、消費者のニーズの多様化等により、価格の低迷が長期化し、農家の経営は非常に厳しい現状となっています。
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