日本人なら美味しい国

松山市で農業をしよう。
農業というと、日常生活の中では、なんだか遠い存在のように思えるかもしれません。
しかし、農業生産物を「食べ物」と置き換えると、それはだれにとっても、とても身近な存在といえるでしょう。
かつては、農家の田や畑で収穫された農作物は、ほぼ同じ姿で各家庭の台所に運ばれ、そこで調理されていました。
それが、今日、調理食品や加工食品、外食の普及によって、農家の生産した農作物は、食品製造業者や、小売り業者、外食産業者の手を経てあなたの胃袋に収まるしくみに変わってきているのです。
かつては「食」と隣り合わせにあった「農」でしたが、いつのまにかその間に食品産業が成り立ち、あなたにとって農業が遠い存在になってしまったようです。
しかし本来、農業とは、食べ物を通してまた環境を通じて、人の生命と他の生命がつながっていること、そのものなのです。
その意味で21世紀の農業は、人と自然との共生を目指す壮大な試みの集大成となるでしょう。
新しい農業の在り方が、私たちの未来をひらくのです。
農業も商業や工業などと同じように、ひとつの産業なのです。
農業がひとつの産業であるかぎり、そこには経営が必要とされていることはいうまでもありません。
複雑化した現代のフードシステムにおいて、農業には、財務管理、生産管理、マーケティング戦略、経営形態など多様な展開が求められています。
今、ひとつの産業としての成熟した経営が、農業にも必要不可欠な時代となっているのです。
昔から農業の担い手は、農業経営者ではなく農家とされ、そこに生産はあっても、経営はないといわれ続けてきました。
しかし、現代社会においては、栽培技術や畜産技術に優れているだけでは片手落ち。
農業に関わる一人ひとりに経営者能力が問われる時期にきているのです。
価格競争力と品質競争力をつけるには、生産者であると同時に経営者であるという、両方の能力を持ち合わせた企業家としてのスタンスが必要。
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